世の中にはたくさんの転職エージェントがあります。それぞれがそれぞれの特徴と強みを持っており、「どこが良い・悪い」と言えるものではありません。ただ、2020年の6月にリリースされた非常に新しいサービスである「ベンチャーセールス」が近頃注目を集めています。
ベンチャーセールスの特徴とおすすめポイントを知っておきたい
ベンチャーセールスは、かなり限られた範囲に対してアプローチを行う転職エージェントです。
ベンチャーセールスが対象としているのは、「20代の営業職」というピンポイントのものです。
公式サイトでも、”20代営業職特化の転職エージェント” ー引用:ベンチャーセールスhttps://venture-sales20.com/としています。
その特徴とメリット、そしてデメリットについても解説していきます。
- 実際に営業職を経験している人間によるアドバイスが受けられる
- 365日24時間対応
- 内定率と平均年収が高い
- 転職後の平均年収が、一般的な20代の倍近くになる
実際に営業職を経験している人間によるアドバイスが受けられる
繰り返しになりますが、ベンチャーセールスは「20代の営業職の転職を後押しする」という狭い範囲に対してアプローチする転職エージェントです。
これを象徴するかのように、ベンチャーセールスでは、エージェントとして対応にあたるのは「トップ営業マン」です。
実際に営業の現場を知り、その強みや弱み、特性を知っている人間が、アドバイスにあたります。これは非常に特徴的なことであり、転職活動だけでなく、「転職後の業績をどのようにして伸ばしていくか」についてのアドバイスも行います。
365日24時間対応
また、いくつかの転職エージェントがそうであるように、365日24時間いつでも対応が可能なため、「今の仕事を続けながら、新しい仕事を探したい」「営業職であり、お客様の都合もあるので土日祝日しか時間がとれない」などのような人にも向いているでしょう。
加えて、これは現在転職エージェントに限らず多くの会社が取り入れているサービスではありますが、チャットでの相談も受付しています。
内定率が高い
ベンチャーセールスでの内定率は95パーセントと高く、多くの人がこのベンチャーセールスを通じて内定を勝ち取っています。
最終的には、「そこで長く、円滑に勤め続けること」が転職の目的となりますが、そのためには、まずは内定を勝ち取らなければなりません。
その意味では、高い内定率を誇るベンチャーセールスは非常に頼りになるといえるでしょう。
転職後の平均年収が、一般的な20代の倍近くになる
また、特筆すべきことのひとつとして、「ベンチャーセールスでは、転職後の平均年収を公開している」という点が挙げられます。
ベンチャーセールスが掲げる「転職後の平均年収」は、603万円となっています。
国が出した「平成30年分|民間給与実態統計調査」によれば、20代前半(20~24歳)の平均給与は267万円、20代後半(25歳~29歳)の平均給与は370万円です。男性は女性よりも給与が高いのですが、それでも、20代前半は284万円、20代後半でも404万円にとどまっています。
出典;国税庁長官官房企画課「平成30年分|民間給与実態統計調査―調査結果報告―」p18
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/001.pdf
単純計算をすれば、20代の平均給与は318万5000円、男性のみをみたとしても344万円です。
これをみれば、ベンチャーセールスの掲げる「転職後の平均年収」がいかに高い数字かがわかるでしょう。約1.7倍~約2倍にもなっているのです。
もちろん、「年収の多寡」だけで転職・就職先の良し悪しがはかれるわけではありません。しかし年収は、もっともわかりやすいモチベーション維持の材料になり得ます。また「自分自身が評価された証」でもあります。そのように考えれば、ベンチャーセールスを利用したときに起きるであろうこの大幅な年収アップは、多くの人にとって魅力的にうつるでしょう。
ただ、ベンチャーセールスの場合、2020年の6月にリリースされたばかりのサービスであるということもあり、クチコミや評判などはまだ寄せられていません。これらが大きく取り上げられるのは、もう少し時間が経ってからになるかと思われます。
ベンチャーセールスが向いている人とその理由
ベンチャーセールスが向いているのは、以下のような人です。
- 20代の営業職
- 大手志望、実務経験が短くてもOK
- 有益な情報が欲しい
20代の営業職
このような特徴とおすすめポイントを持つ「ベンチャーセールス」を利用するべき人は、やはり「20代の営業職」だといえます。
そのなかでも、特に、「年収をアップさせたい」と考えている人に向いているでしょう。
基本的に第二新卒者を対象としたサービスですから、若くして「待遇の良いところに移りたい」と先を見据えている人はアクセスしてみるべき転職エージェントのうちのひとつです。
大手志望、実務経験が短くてもOK
また、ベンチャーセールスは優良企業1000社以上と連携をとっています。
そのため、「大手の会社に入りたい」と考えている人にとっても強い味方となり得ます。
当然実績がある人は有利となることは想像に難くありませんが、実務経験が短かったとしても問題のない企業を紹介してもらえること、またアドバイザーによる研修が受けられる点もポイントです。
有益な情報が欲しい
「転職活動を本格的に行う前に、転職先の空気を知りたい」という人にも、ベンチャーセールスは向いています。
また採用コンサルタントを行っていることを強みとするベンチャーセールスでは、なかなか外には漏れないようなマル秘情報も持っています。
このため、「有益な情報を手に入れたい」と考えている人にも向いています。
選択肢のひとつとしての「ベンチャーセールス」
転職エージェントの数は非常に多く、どれを選ぼうか迷っている人も多いことでしょう。
ベンチャーセールスの場合は、「20代の営業職を対象としている」と明確に打ち出しているため、第二新卒者で、営業職の経験がある20代ならばこの「対象条件」にぴったりと合致しているといえます。
具体的な「転職後の平均年収」「内定率」が明示されているほか、「トップ営業マンによるアドバイス」が受けられるというメリットもあります。

参考:https://venture-sales20.com/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015360.html